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Q48.私は彼氏と毎週のように喧嘩します。正直言ってもう辛いし、別れたいと何回も思います。 喧嘩の内容もくだらなくて、ちょっとした言葉の使い方で勘違いしたり、お互いの価値観が合わなかったりすることです。 喧嘩したらどっちが悪いか言い合いになるけど、結局はどちらかが謝らないといけないと思いながら、納得いかないけど、ごめんなさいと私からいうようにします。 もうほんっっっとにキツイです。相手のことは好きなのか嫌いなのかもうわかりません。ただただ今は一緒にいることが辛いです。 こんな付き合い嫌だし、このイラつきと悲しみがどこにもぶつけられなくて私の気持ちはもう限界です。私はこんな楽しくない付き合いならやめてしまいたいです。 (大学生)

気持ちをぶつけてくれてありがとう。
いつも喧嘩が絶えないだけじゃなく、
納得していないのに自分が謝ることでいつもことなきを得ているとしたら、
不満や消化しきれない思いが積み重なっていきますよね。

このままでは続いていかないし、
あなたがここまで「キツイ」状態でいることは結局二人にとって望んでいる間柄じゃないと思います。

一度、距離を置いてみてはどうでしょうか。

「正直なところ、自分はあなたのことが好きなのかどうかわからなくなってしまった。
こんな気持ちのまま一緒にいるのはあなたにとってもよくないと思う。
このままいつもぶつかり続けるのは正直キツイ。
わたしにとってあなたの存在がどういうものなのか、
一度距離を置いてゆっくり考え直したい。」

という内容を伝えてみるのはどうでしょう。

どんなにステキに見えるカップルだって価値観は違うし、
くだらないことでイラっときて喧嘩するものです。
「楽しくない付き合いならやめたい」と思う気持ちはもちろんそうですが、
どんな関係にも「楽しくない瞬間」はあります。
それでも一緒にいたいと最終的に思えるのは、
そこにやっぱり「好きだ」「愛してる」っていう気持ちがあるからだと思います。

虹は遠くから見ると綺麗に見えるけど、近づいていくと見えなくなってしまうように、
近い関係だからこそ見えなくなってしまうものがあります。
一度距離を置いてみて、自分は本当にこの人が好きなのか、
この人なしの人生を望んでいないのか、
考える時間をもってみてはどうでしょうか。
きっと見えてくる素直な気持ちがあると思います。

「鉄は鉄によってとがれ、人はその友によってとがれる」と聖書に書いてあります。
包丁を切れ味鋭くするために、同じ鉄によって刃の先を研いでいくように、
人は何によって研ぎ澄まされていくかというと、それは人との関わりだというんです。
恋愛をすると、本気で関わります。
それはとても素晴らしいことです。互いに研ぎ合っていくことだからです。
自己中心だった自分が、愛する人のために自分を後回しにしていくことを学びます。
結婚した夫婦だって、家族の中で唯一の他人です。
血のつながりはありません。
やっぱり受け入れ難いところや、理解できないことがあります。
それでも、一人よりも二人で生きる喜びっていうものを感じます。
そのためならどんな違いや相容れない部分も受け入れ補いあいながら生きていきたいって思うんです。
その理由がやっぱり「愛」って呼ぶものなんじゃないかなと思います。

あなたが本当に愛する人と一緒になれますように。
そのための大事なプロセスのなかに、今の葛藤や苦しみもあります。
まさに今この瞬間も、あなたが研ぎ澄まされた、
さらにステキな女性になっていくチャンスになると思います。
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